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自衛隊記念日(じえいたいきねんび)

出典:IBC冠婚葬祭辞典

自衛隊記念日とは、自衛隊の創設を記念する日です。

日付や時期

11月1日

由来・起源・制定

防衛庁(注1)(現・防衛省)および自衛隊が創設されたことに基づいて、1966(昭和41)年に制定されました。
1954(昭和29)年7月1日に「防衛庁設置法」「自衛隊法」が施行されたことが記念日の制定の由来ですが、台風などの自然災害に伴う自衛隊(注2)の出動が予想される夏から秋に記念行事・式典を行うのは都合が悪いため、その時期を避けて11月1日を記念日としました。

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行事や風習・慣習、季節に関する事項

この日の前後に毎年、陸上・海上・航空の3つの自衛隊の持ち回りでそれぞれ3年に1度、陸上自衛隊の中央観閲式(注3)、海上自衛隊の観艦式(注4)、航空自衛隊の航空観閲式(注5)が開催されます。また、海上自衛隊では、基地・一般港湾などに停泊している自衛艦において満艦飾(注6)が行われます。
なお、防衛庁設置法と自衛隊法が施行された日である7月1日前後には、防衛駐在官を配置している日本国外の大使館などで、現地の軍人や国防関係者を招いてのレセプションなどが開かれています。

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脚注

(注1)防衛庁:日本の平和と独立を守り、国の安全を保持することを目的として陸上、海上、航空自衛隊を管理・運営する内閣府の外局。2007年に防衛省に移行。
(注2)自衛隊:日本の独立・平和を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対し防衛することを主たる任務とする組織。
(注3)自衛隊の中央観閲式:陸上自衛隊が原則的に3年に一度、埼玉県南部の陸上自衛隊朝霞訓練場で実施する観閲式の通称。
(注4)海上自衛隊の観艦式:「自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣が艦隊を観閲することにより、部隊や隊員の士気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールすること」「国際親善や防衛交流を促進すること」「国民に自衛隊への理解を深めてもらうこと」を目的とし、3年に一度開催される式典。
(注5)航空自衛隊の航空観閲式:航空自衛隊が3年に一度、通常時は茨城県の航空自衛隊百里基地(茨城空港)で隊の状況を検閲する儀式。
(注6)満艦飾:軍艦が祝祭日・記念日・式典等に際して祝意を表すために、艦首からマストを通して艦尾までの旗線に信号旗などの旗を連ねて掲揚して飾ること。

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