記念日・祝日
浄化槽の日(じょうかそうのひ)
出典:IBC冠婚葬祭辞典
浄化槽の日とは、浄化槽の普及促進及び浄化槽法の周知徹底を通じて、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図るとともに、公共用水域の水質保全に資することを目的とした記念日です。
日付や時期
10月1日
由来・起源・制定
1987(昭和62)年に、建設省(現国土交通省)(注1)、厚生省(現厚生労働省)(注2)、環境庁(現環境省)(注3)が共同で制定しました。
1985(昭和60)年10月1日浄化槽(注4)に関する諸制度を整備した「浄化槽法」が全国施行されました。それを記念して昭和62年当時の厚生省、建設省、環境庁の三省庁の主唱により毎年10月1日を「浄化槽の日」とすることになりました。
行事や風習・慣習、季節に関する事項
この日の前後には浄化槽に関する各種行事が実施されます。
「全国浄化槽大会」(注5)では、浄化槽関係事業の発展向上に顕著な功績のあった功労者を表彰する記念式典や記念講演が行われます。
脚注
(注1)国土交通省:国土の総合的かつ体系的な利用・開発・保全、社会資本の整合的な整備、交通政策の推進、気象業務、および海上の安全や治安の確保に関することを所管する日本の行政機関の1つ。
(注2)厚生労働省:健康、医療、子ども、子育て、福祉、介護、雇用、労働、および年金に関する行政、並びに復員・戦没者遺族等の援護、旧陸軍・海軍の残務整理を所管する日本の行政機関の1つ。
(注3)環境省:環境の保全・整備、公害の防止、原子力安全政策を所管する日本の行政機関の1つ。2001年に環境庁から昇格。
(注4)浄化槽:水洗式便所と連結して屎尿及び雑排水を処理し、公共下水道以外に放流するための設備又は施設のこと。
(注5)全国浄化槽大会:「浄化槽の日」実行委員会の主催の大会で、浄化槽関係事業の発展向上に顕著な功績のあった功労者を表彰。