記念日・祝日
建国記念の日(けんこくきねんのひ)
出典:IBC冠婚葬祭辞典
建国記念の日とは、日本国の建国をしのぶ日として政令で定められた「国民の祝日」です。
日付や時期
2月11日
由来・起源・制定
正式な日本の建国の日は明確ではありませんが、「建国をしのび国を愛する心を養う日」として法律に基づき1966(昭和41)年2月11日に「建国記念の日」が定められました。日付は、建国神話(日本神話)(注1)を基に日本建国日とされている旧紀元節と同じ日が選ばれましたが、日本国が建国された日ではなく、建国されたことを祝う日です。
▼ 続きを読む行事や風習・慣習、季節に関する事項
建国記念の日には全国各地で奉祝式典(注2)、記念講演会などが行われます。東京都内では、明治記念館で「建国記念の日奉祝中央式典」(注3)が開催され、神宮外苑の銀杏並木通りから表参道を経由して明治神宮まで、日奉パレードが行われます。
▼ 続きを読む脚注
(注1)日本神話:日本最古の歴史書『古事記』『日本書紀』に描かれている神話を中心とした、日本に伝わる神話の総称。
(注2)奉祝式典:国民が国家や君主のおめでたい出来事に対して、謹んで喜び祝う式典。
(注3)日奉祝中央式典:建国記念日に行われる奉祝式典。