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記念日・祝日

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こどもの日(こどものひ)

出典:IBC冠婚葬祭辞典

こどもの日とは、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨とした「国民の祝日」です。五節句の1つ「端午の節句」と同じ日です。 「端午の節句」は江戸時代以降、男の子の記念日となっていましたが、こどもの日は男女の子供の区別はありません。

日付や時期

5月5日。端午の節句と同じ日に制定されています。

由来・起源・制定

1948(昭和23)年2月に国会で子どもの日について議論がなされ、專門調査委員会が5月5日を希望する請願があることを紹介しました。また同年6月8日に衆院議員により、神戸市内児童約2万7,000人の署名による「こどもの日」制定の請願も紹介されました。これらを背景にして、1948(昭和23)年7月20日の祝日法(注1)の公布および即日施行により制定されました。

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行事や風習・慣習、季節に関する事項

端午の節句と同日のため、端午の節句(注2)の行事や風習が行われます。鯉のぼりを揚げて、五月人形(注3)やカブトを飾り、菖蒲湯(注4)に入り、ちまき(注5)や柏餅(注6)を食べます(端午の節句を参照のこと)。各地で、凧揚げ(大凧揚げ)や鯉のぼりを数多く飾ったりするイベントが行われています。

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脚注

(注1)祝日法:国民の祝日を定めた日本の法律。正式名称は「国民の祝日に関する法律」。1948年7月に制定。
(注2)端午の節句:五節句の1つ。男子の健やかな成長を祈願して5月5日に行う行事。「菖蒲の節句」とも呼ばれる。
(注3)五月人形:5月5日の端午の節句に飾る人形。
(注4)菖蒲湯:菖蒲の葉や根を入れて沸かす風呂。5月5日の端午の節句に行う慣習。
(注5)ちまき:もち米やうるち米、米粉などを笹の葉や竹の皮で包み、イグサで結んで蒸した餅の一種。
(注6)柏餅:平たく丸形にした上新粉の餅に餡(あん)をはさんで二つ折りにし、カシワの葉などで包んだ和菓子。

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