日本の生活文化と礼節がよく分かる!

冠婚葬祭WEBマナー辞典


複数キーワード検索の場合は、半角スペースでキーワードを区切ってください

冠婚葬祭

ホーム > 冠婚葬祭 > 法事・法要

法事・法要(ほうじ・ほうよう)

出典:IBC冠婚葬祭辞典

遺族、親族、友人などが参列して亡くなった方を供養する儀式です。日本における儀式は、主に仏式法事・法要神式法事・法要キリスト教法事・法要に大別されます。仏式が一般的ですが、それぞれの様式によって、儀式の内容や順番が異なりますので、作法やマナー違反を避けるため、参列者は事前にどの様式か知っておくとよいでしょう。

仏式の法事・法要

仏教では、命日から7日ごとの日を「忌日(きにち・きじつ)」と呼び、7日ごとに命日があるとしています。
極楽浄土に行けるかどうかの最後の裁きを、「四十九日」で受けることになります。
そのため、7日毎の忌日のたびに極楽浄土に迎えるよう遺族は祈りを捧げ、故人に善行を足していきます。

▼ 続きを読む

神式の法事・法要

神式では、仏教の法要に当たる行事を「霊祭」と言います。
葬儀の翌日、最初の霊祭である「翌日祭」がありますが、近年はこれを行わない、もしくは身内で拝礼する程度で済ませることが多くなっています。
翌日祭の後は、亡くなってから10日ごとに「十日祭」「二十日祭」などの霊祭を行い、「五十日祭」まで続きます。

▼ 続きを読む

キリスト教式の法事・法要

カトリックの命日際については、法要のような日にちの決まりは特にありません。地域の習慣によって死亡した日から3日目、7日目、30日、49日ごと、月ごと、年ごとの命日に行っても良いとされ、「命日際の祈り」が行われます。
プロテスタントでは、故人を記念してもたれる集まりを「記念会」と言います。故人を記念して祈りの時を持ち、多くの場合はそれに続いてお茶や会食の席を設けます。記念会をいつ行うかについては定めはなく、死後1週間、1か月、1年、5年など遺族の希望に応えて行います。

▼ 続きを読む

贈り物の基礎知識

暮らしに役立つマナー

生活文化・しきたり百科