法人の行事・イベント
開業・開店
出典:IBC冠婚葬祭辞典
企業や団体、商店などが、新しく支店や支社、営業所などの事務所や新店舗を開設する場合、取引先がお祝いの意を込めて贈答品や祝電などを贈ります。
日付や時期
通常は、開店や開所の前日、もしくは当日の午前中にお祝いの品などを贈ります。祝電の場合は、当日の式典に間に合うよう前日に届けるのが一般的です。
▼ 続きを読む行事や風習・慣習、季節に関する事項
企業や店舗によっては、開業や開店をお祝いする式典を行う場合があります。式典の開催は開業や開店当日より前に、関係者に対する新施設の内覧の意味も含めて行う場合もあれば、開業開店直前の短時間に、責任者の挨拶などで開業・開店を宣言するなど簡単な式を行う場合もあります。
▼ 続きを読む贈答品などについて
開業開店のお祝いとして贈るものはお花が多く、中でも胡蝶蘭がよく選ばれます。特に新店舗の場合は、札付きの花入れを贈る取引先も多いようです。その他、縁起物の置物などが一般的です。
友人知人に個人で贈り物をする場合も、生花が一般的です。
お金に関する事項
お祝い金を包む場合、一般的な取引先には5,000円~3万円、特に重要な取引先であれば5万円程度が目安だと言われています。
▼ 続きを読む返礼やお返しについて
開業や開店にはお金がかかるため、返礼やお返しをしないのが一般的です。
のし紙・掛紙の水引や表書について
開店・開業のお祝い金を包む祝儀袋には赤白の「花結」を用い、表書は「御祝」「御開店」「開業御祝」などとします。 水引下段の名入は、企業として贈る場合は会社名と代表者の氏名、個人で贈る場合は個人名、複数人で贈る場合は連名、もしくは「〇〇一同」などとします。
▼ 続きを読む服装やマナーなど
お祝いは通常、開業開店の1週間前から前日までに贈ります。そのタイミングに間に合わなかった場合も、開業開店日から1ヵ月くらいまでなら「御祝」「祝開店」「御開業御祝」などとして贈ることができますが、お祝いが遅れたことについて一言添えるのが良いでしょう。
4文字の表書は縁起が良くないと考える方もいることから、「開店御祝」と言ったような表書は避けた方が無難です。あるいは1文字空けて「祝 御開店」とすれば問題ありません。
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