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冠婚葬祭WEBマナー辞典


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法人の行事・イベント

歓送迎会(かんそうげいかい)

出典:IBC冠婚葬祭辞典

新入社員の部署への配属や社員の配置転換などがあった場合、歓迎や餞別の意味で、歓送迎会と呼ばれる食事会が行われます。

日付や時期

異動の事例と同じように、決算時期が3月の会社では4月または6月、あるいは半期決算後の10月または12月に、異動・転勤を指示する辞令を交付する企業が多いです。辞令が出た後、送り出す側は異動日の前までに、迎える側は着任から通常1ヶ月以内に、送別会や歓迎会を催すのが一般的です。

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贈答品などについて

歓迎、あるいは送別される本人に食事会のお金の負担はなく、他の参加者が負担するのが一般的です。歓迎会に贈答品を贈ることはほとんどありませんが、送別会では会の終わりに餞別として、記念品や現金を渡すこともあります。記念品は、お花やお菓子などが一般的です。

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お金に関する事項

送別会で現金で渡す場合、金額は3,000円から5,000円、部課長クラスでも1万円程度が一般的です。参加者が等分、場合によっては幹部社員が多めに負担したりします。お菓子やお花を渡す場合は、2,000円から5,000円程度の品物です。

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返礼やお返しについて

歓迎、あるいは送別される側から、返礼をする習慣は特にありません。

のし紙・掛紙の水引や表書について

送別の品に付けるのし紙やお金を包む祝儀袋の表書は「御餞別」とし、水引は赤白の「花結」、名入は「〇〇部一同」などと書くのが一般的ですが、少人数で贈る場合は連名にする場合もあります。

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