法人の行事・イベント
新年会(しんねんかい)
出典:IBC冠婚葬祭辞典
新年会とは、新しい年を迎えたことを祝う会です。企業によって新年会を開催する目的は様々ですが、新年を迎え益々の会社発展を祈願する会、新たな目標を掲げ達成するために意思確認をする会、一堂に会しての決起集会(注1)といったような趣旨があります。近年は新たな年の目標達成に向けた結束力を強める行事の1つとして、新年会を開催しているところが多くあります。
日付や時期
一般的には1月中に行います。
由来・起源・制定
江戸時代には、すでに新年をお祝いする会が開かれていたと言われています。
行事や風習・慣習、季節に関する事項
就業時間後に、食事会やパーティー形式で行われることが一般的です。忘年会に比べて、余興(注2)やゲームは控えめです。
▼ 続きを読む贈答品などについて
忘年会とは違い、懸賞大会やビンゴゲームなどの社員へのご褒美的な企画は、新年会ではあまり見られません。しかしながら、ゲームなどを催して賞品や景品を準備する場合、賞品の人気上位は、5,000円程度の商品券や娯楽施設の入場券、食品(スイーツ、お肉、カニなどの海鮮)、石鹸や洗剤などのホームプロダクトなどです。アロマ・ハーブ、タオル、化粧水などを景品とすることもあるようです。
お金に関する事項
賞品を用意する場合でも、一般的には忘年会より控えめで、1,000円から3,000円程度のものが中心となり、1等賞品でも5,000円程度で収めることが多いようです。取引先が差し入れる場合もあります。
▼ 続きを読むのし紙・掛紙の水引や表書について
景品や賞品には「〇等賞」「粗品」「記念品」などの表書を書いたのしを付けることが多いです。のし紙の水引は紅白の「花結び」で、名前は入れない場合も多いですが、会社名を入れる場合もあります。
取引先から差し入れてもらった賞品やお金は、頂いた会社名を冠した「〇〇〇社賞」などの名前を表書にしたりします。取引先から協賛としていただいた場合は、名入に「協賛(株)〇〇〇」などと書きます。
脚注
(注1)決起集会:同じ目標に向かって取り組むメンバーで集まって行う会合。
(注2)余興:宴会などで、場を盛り上げるために行う演芸。
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