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冠婚葬祭WEBマナー辞典


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法人の行事・イベント

代理店会議(だいりてんかいぎ)

出典:IBC冠婚葬祭辞典

代理店会議とは、自社製品を取り扱っていただいている販売代理店や取引先各社に、今後の営業やマーケティングの方針、製品情報、新規取組みなどを説明することにより情報の共有化を図り、事業予算の達成と活動強化を目的として開催されます。「パートナー会議」と呼ばれることもあります。以前は懇親を目的に、会議終了後に食事会やパーティーを開催することもありましたが、最近は会議をインターネットで開催し、懇親会は行わないことも多くなっています。

日付や時期

代理店会議では業績報告も兼ねることが多いため、決算が終了した3~4ヶ月後に開催されるのが一般的です。3月決算の企業の場合、決算終了の6月から7月に開催されることが多いです。

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行事や風習・慣習、季節に関する事項

代理店会議の式次第(例)
1. 開式の辞
2. ご挨拶
3. 新商品の紹介と説明
4. ○○年度事業方針と営業施策について
5. 閉式の辞

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贈答品などについて

会議参加者への記念品は、ボールペンやメモパッドなどの文具や、自社製品もしくは自社製品を原料としている商品などが記念品として用意されることが多く、比較的安価なものが一般的です。
代理店に対して業績表彰を行う場合、感謝や業績に関する文章と名入を刻んだ記念品(例えば、クリスタルのプレートや盾など)と副賞商品の贈呈が一般に行われています。副賞は、旅行券、商品券やカタログギフト、家電などの高額なものから、お菓子や文具、雑貨などがよく選ばれますが、参加者のみを表彰しているわけではないため、会社に持ち帰って、関係者で分けられるようなものを考えた方が良いかと思います。
懇親会でビンゴゲームなどを行う場合の景品は、業績表彰の副賞とは違い、参加者個人へのプレゼントと考え、旅行券やカタログギフト、家電や文具、雑貨、お菓子など多彩な景品を揃えるほど、懇親会は盛り上がります。取引先に景品提供の協賛をお願いすることも多く行われています。

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お金に関する事項

代理店に対する業績表彰の副賞を現金で渡すケースはあまりありません。副賞の商品は、企業によって異なりますが、貢献度ナンバーワンの会社に対しては10万円、2位は5万円、3位は3万円程度が一般的です。表彰は会社の表彰に関する規則に則って行うことが、経費処理を行う上で大切です。

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のし紙・掛紙の水引や表書について

参加者に品物には「記念品」とします。記念品や業績表彰などの副賞として贈る賞品に付ける水引は赤白の「花結」で、表書は「業績優秀表彰副賞」「業績表彰副賞」などとします。水引下段には、会社名を名入します。

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贈り物の基礎知識

暮らしに役立つマナー

生活文化・しきたり百科